第86回(10/8) 〜祭りの後は〜   毎週月曜夜更新

アキラ「え〜今年の祭りも無事終わりました〜。それでは、かんぱ〜い!!」
おさむ「かんぱーい!」
なみ「かんぱ〜い!ゴクゴク・・・プハ〜おいしいね〜。」
アキラ「おお、最高や。特に、天気も良かったし、めっちゃ盛り上がったし。」
おさむ「ホントだね〜。久しぶりだよ、あんなに飲んで食べて楽しんだのは。」
なみ「なみも楽しかった。2匹とも御神輿かつぐのがんばってたもんね〜。ばっちりハンディーカムで撮影しておいたから。後で上映会しようね。」
アキラ「いいね〜。楽しみ楽しみ。いや〜それにしても、おさむ、ようもてよったな〜。ようさんの女の子と一緒に写真とりやがって。」
おさむ「そ、そうかな。」
なみ「何言ってるの?おさむは結構人気あるんだよ。よく話を聞いてくれるし、アドバイスも的確だし・・・。」
アキラ「ふ〜ん・・ええな〜。やっぱり祭りには女の子がおらんとな。例え、中学生や高校生といえども・・・。ま、ロリコンおさむにはちょうどええな。カカカカカッ。」
おさむ「だから、ロリコンじゃないってば。でも、楽しかったな〜。明日から普段の生活が始まると思うとちょっと嫌だね・・・。」
アキラ「確かに・・・。毎日祭りやったらええのにな。」
なみ「ホントだね。でも、毎日がお祭りだったらきっと飽きちゃうわよ。1年に1度だからいいのよ。」
アキラ「そんなもんかな〜・・・。」
なみ「そうだってば。例えばね、新学期が始まった日なんて結構新鮮じゃない?久しぶりに友達にも会えるしさ。でも、1週間も過ぎれば普通になってくるでしょ。それと同じだよ。」
おさむ「う〜ん・・・まさに、その通りだね・・・。だんだん新鮮さを感じなくなっちゃうんだね。こればっかりは仕方ないか・・・。祭りは1年に1度だからいいんだよね。」
アキラ「ま、そやな。これは恋人にしても一緒やな〜。初めはドキドキしてるけど、徐々に新鮮さがなくなってきて、冷めてくるんやな。世の中そんなもんやな。」
なみ「コラコラ、お祭りと普段の生活を混同しちゃだめだよ。お祭りは、お祭り。普段は普段。そんなんだから、人生がつまらなく感じちゃうのよ。いい、毎日を新鮮って感じていれば、いつも楽しいでしょ。」
アキラ「そりゃそうやけど、実際無理や。明日から仕事とか学校って考えたらブルーになるやろ。」
なみ「でも、ブルーって感じるのはそのカエル次第でしょ。だから、例えば学校や職場だったら好きなカエルを作っちゃうの。じゃあ、行くのが楽しみになるでしょ。他には、宿題をきちんとしていく事。ほら、連休ってさ、宿題とかやらなきゃいけない事がいっぱいあるけど、ほとんどできないじゃない。だから、さらに行きたくなくなるのよ。」
おさむ「アハハハ・・いえてるいえてる。連休前って宿題がたくさんでても、いつかやるだろうと思っちゃって結局できないんだよね。わかるわかる。」
なみ「だから、その辺りは自分で工夫して気持ちを切り替えなくっちゃね。」
おさむ「そうだね・・・。」
アキラ「ま、なみの言うこともわかるが、言う事とする事はまた別や。口先だけではなんとでもいえるからな・・・。」
なみ「あら、そうかしら?実は、お祭りで、女の子からアキラの事について聞かれたの。ちゃんとここの宣伝してたから、きっと明日辺り来るわよ。なかなかかわいかったな〜・・・。」
アキラ「ほ、ほんまか!よっしゃ!おいらのまわし姿にほれたんやな!いや〜明日が待ち通しな〜。そうと決まれば、はよ風呂入って垢を落とさな。」
・・・ダダダダダダダ・・・
おさむ「いやはや単純だね〜。あのエネルギーはどこから湧いてくるんだろ・・。それにしてもなみちゃんのウソ全然ばれないね。」
なみ「えっ、だって本当の事だもん・・・。」
おさむ「ええ、そうなの!?それならなみちゃん怒るんじゃないの・・・。」
なみ「フフフ・・・いいんじゃない?中学生の女の子くらいなら大目にみて上げても。ま、おさむなら、もっともっと応援して上げるけどね・・・。さて、片づけしなくちゃ・・・。」
・・・ダダダダダダ・・・
おさむ「な、なみちゃん・・・ま、まさか僕の事・・本当にロリコンって思ってるじゃ・・・。」(つづく)

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